ほっこりブログ

嫁日記

嫁日記「ドゥービー・ブラザーズ」

CS放送の「SONG TO SOUL~永遠の一曲~」という音楽番組で、ドゥービー・ブラザーズの特集を見ました。70年代アメリカのウェストコーストロックバンド。多様な音楽性、メンバーチェンジ、解散、再結成を経て今も活躍し続けている超大物バンドです。
私も好きな曲がありますが、バンドのことはあまりよく知らなかった。でも最近なんとなく気になっていたら、テレビでやるというので何というタイミング!

番組ではメンバーやプロデューサーのインタビュー、曲と一緒に歌詞が出たりしました。
そしてこのバンドと親交の深いという、矢沢永吉のインタビューもあるという。ワクワクしました。

ドゥービー・ブラザーズのことは詳しくないのであまり語ることはできないのですが、(語るなんて、ドゥービーファンに失礼です)すごい!と思ったのが、今なお昔と変わらない「ミュージシャンのオーラ」を放っている!ということでした。
久しぶりにテレビに出た歌手が、すっかり普通の主婦の雰囲気になっているということもありますが、このバンドはみんな、顔のしわが増えただけ。もうみんないい年なのに、常に挑戦し続けているのです。生気が脈打っている感じでした。

そして矢沢永吉の、アメリカでのレコーディングや、一緒にしたコンサートで彼らから学んだという話。
30年前の自分の曲を説明するのにいろいろ言い訳をする自分、でもその曲を初めて聴いて、「いいじゃんコレ!」と言ったドゥービーのメンバー。そして彼らの本気に触れて、あの矢沢永吉が「オレはまだダサイなと思った」と言っていた。
いいものはいいんだ!と思った。


人生ずっと走り続けることもあれば、いったん止まることもある。
ここしばらく展覧会がなく、何年ぶりかで時間が余っているような感覚になっていました。
何をしたらいいかわからず悶々とした日々。目標を失った感じでした。本を読んだり、星を見に行ったり、考えたり。。。心に火をつける何かが欲しい。

ドゥービー・ブラザーズは興味深いバンドで、途中で中心メンバーの交代でがらっと音楽性が変わったり、他のメンバーの入れ替わりも多く、解散、そしてまた初期メンバーが中心の再結成と、すごくながい道のりをやり続けているということを知りました。だいたい白人のロックバンドに最初から黒人がいるということからして、幅の広い、いろんなものとの融合を受け入れる稀有なバンドなんだなあと思ったのでした。

もう一つ印象に残ったのは、過去の名曲が今なお進化し続けているということ。ライブ演奏では、古い曲も常に新しい音を模索しながら演奏している、アドリブを大事にする、と。いつも新しい気持ちで臨むということか。。。
「古いもの」=「過去」ではく、それは生き物で、こちらが一緒に生きていけば、それは常に息をして鼓動しているものなんだ。。。そう思った。

この時私は「らいおんサン」を重ねて聞いていた。

「らいおんサン」。夫のライフワーク。今まで何十枚も描いてきた。
そのたびに、その時の夫がいる。ひとつとして同じらいおんサンはいないのです。

今茨木市の朝倉歯科医院で展覧会中です。久しぶりの会場。
お客さんに会うのが楽しい。新しい出会いも嬉しい。子供が来たら嬉しい。やっぱり私は現場が好きなんだと実感しています。

体が衰えるよりも、気持ちが衰える方が私は怖い。
だからやり続けるということはものすごい偉業なんじゃないでしょうか。
30年間、どんなに酔って帰ってきても手洗い、うがいを欠かさずやってきた、ひょっとしたらこんな小さなこともすごい偉業だったりして。。。(話がそれました!)

ドゥービー・ブラザーズの名曲「Long Train Runnin'」。(バンドを知らない方でも曲は聴いたことがあると思います)
人生というレールの上を今も走り続けるこのバンドのように、夫の生んだらいおんサンと仲間達と一緒にずっと生きていきたい。


いろんな変化が訪れるかもしれない。でも夫を信じていこうと思う。

嫁日記「オレンジ色の窓」

夜、花壇がなが~く続く道を通って帰る途中。

一年中花が咲いていて、通るたびに楽しませてくれます。

あ、

花壇の向こう、ある家の2階の窓が、何とも暖かいオレンジ色に染まっている。

大きい真四角の窓。

何とも暖かく、やさしい、懐かしいオレンジ色。

きれいやな~。。。

ほわ~っと胸に染みこむような。。。

「おかえり。」と言っているような。。。

まわりにそんな色がなかったから、一際美しいオレンジ色に見えた。

70年代の雰囲気。子供の頃の思い出。

黒い缶箱に入った三菱の12色の色鉛筆
子供の口には大きいまん丸のドロップ
トッポジージョの番組

そんなものを思い出した。

この暖かく懐かしいオレンジ色のような人に私はなりたい。

嫁日記「二つの再会」

先日の茶屋町の個展、猛烈な寒さの中たくさんの方たちに来ていただき、ほんとに
ありがとうございました。
らいおんサンの巨大タペストリーも目印になってくれたようで、らいおんちゃんも
ありがとね。

この「嫁日記」を始めてちょうど一年になります。
始めた頃、ウェスタンブーツのことを書きました。今はいているブーツは10年ぐらい
経ちますが、結婚してから買ったものです。
ある夜、ネットで最近のウェスタンブーツをいろいろ見ていたら。。。

無性にブーツを磨きたくなり、次の日決行しました。
面積が大きいので体力いります。。はひ。。。
磨きながらふと。。。
「そうや。。。もう一足あったわ。。。。」
そう、箱にしまったままのウェスタンブーツがあったのを思い出したのです。


茶屋町の個展で思わぬ再会がありました。
16、7年前にお世話になっていた方々で、よく私のことを覚えていて下さったなあと、
懐かしさと感激で胸がいっぱいになりました。
でもそこで、その関係の方が8年前に亡くなられていたことを聞き、ショックを受けて
その日はその人のことをいろいろ思い出していました。


そして出てきたこのブーツ。
これはちょうどその時代に、当時のNAVIO阪急(今のHEPFIVE)のファニーさんで
買ったのでした。ところが買ったものの。。。派手。
足首から下が黒で筒が白、その筒に赤の模様が入っているショートブーツで
なかなか目を引きます。一目惚れして買ったのですが。

当時ウェスタンブーツをはいている人はとても少なく、ブーツ自体が今ほど
種類もなかったし、はいている人もいませんでした。
このブーツをはいて出かけたところ、やはり奇異の目で目られ。。。結局
2回ぐらいはいただけで、箱にしまってお蔵入りしたのでした。

ほんとにすっかり忘れていた。。。
箱から出したら。。。
んまぁ~なんとぴかぴかにきれい!手入れしていなかったからさすがに革は硬
くなっているけど。。。
そして昔思ったよりも派手に感じませんでした。カワイイ。。。
思えばこっちの方が今はいてるのより古いんだ。

うん、またこれをはこう!

このブーツが出てきてから、あの頃の思い出が次から次から押し寄せてきて、
とても懐かしい、でもちょっと青春のほろ苦さ(今も青春現役)で一人暮れな
ずんでおりました。

再会。
ブーツを磨いていた時、ひょっとしてあの人がそばにいたんだろうか。
そして忘れていたこのブーツのことを思い出させてくれたのだろうか。

ありがとう。。。

地球はまるいんだなぁ

嫁日記「大安」

昨日の夕方、プロミス心斎橋お客様サービスプラザ内イベントスペースの
展示搬入をしてきました。

ここは昨年の同時期に初めて展示をさせていただきました。
地域密着型で社会貢献活動として、無料のイベントスペースでさまざまな
展示、セミナー、ワークショップを展開されています。

この1年間で実にいろんなイベントが開催されていました。
だれでも気軽に参加できるワークショップや、東日本大震災の被災地支援の
イベント他、今はスケジュールがうまっている状況でした。

御堂筋に面し、外のウィンドウから、中が見えます。
今日から、らいおんサンが微笑んでいますので、前を通ったらぜひ中に入って
見てくださいね~。(^-^)


展示中、知り合いが訪ねてきてくれました。以前出演したラジオ番組のDJ、
ナレーター、話し方の先生のHさん。HPの告知で来てくれました!

彼女がこういうお仕事をされているので、プロミスの担当の方に紹介しました。
するとこちらがああだこうだと展示をしている間じゅうに、担当の方とすっかり
話がはずんでいる様子。

そしてとても実のある、前向きないいお話が出来たようで、お二人ともがとても
喜んでおられました。

今日のこの場所で、いい出会いが生まれた。

家に帰ってカレンダーを見ると今日は「大安」。

そっか。。。大安って自分にとっての良い日だけではなく、人にとって
良い日でもあるんだな。

よかったよかった。うれしいな~。

嫁日記「お客さんからの葉書」

只今2012年カレンダー絶賛発売中です!

今回もご丁寧に「カレンダーが届きましたよ」という、嬉しいメール
などをいただきました。ありがとうございます!
そしていつもご注文下さる皆さま、ほんとにありがとうございます。

毎年テーマを決めてカレンダーの作品を選んでいます。
今年のは「元気に明るく行こう!」でした。

そして2012年のテーマは、「大地にしっかり生きる」とか「愛」とか。。。
今はもう手元にない古い古い作品も登場していて、押し入れからアルバムを
出してきて、「懐かしいなあ。。。」と、いう感じ。

まさに10年以上前の作品もあって、懐かしさと一緒に今までのいろんな思いが
沸きあがってきました。

そして今日、1枚の葉書がポストに入っていました。それは神戸の、いつも来て
くださるお客さんからでした。
カレンダーが届いたのをとても喜んで下さって「本当に嬉しかったです、
ありがとうございます♡」と書いてあった。

そして赤い色鉛筆で大きく「ありがとう♥(お名前)」と書かれていました。
これは、障がいのある息子さんにお母さんが少し手を添えて書いてくれたそうです。
いつも思います、このお母さんは息子さんのことを本当に愛していらっしゃる
のだなと。息子さんと一緒に頑張っておられます。

そしてまたこの葉書が、「忘れてはいけないこと」という作品なのです。
ポストカードブックの中から、息子さんが選んでくれたのです。
これがまた嬉しい。。。

胸がいっぱいになりました。
こちらこそありがとうございます!

こうやってお客さんに励ましていただいています。ほんとに嬉しかったです。

嫁日記「お客さんからのメール」

今日、あるお客さんからメールを頂きました。
関西の方ですが、ご主人様が復興事業に携わられるということで、仙台に行かれました。

いつも応援してくださっていて、遠い仙台に行かれたのはとても寂しく感じましたが、
今とても大切な事をされるのだと思うと、体に気をつけて頑張っていただきたいです。

このメールを頂いて、お二人の顔を思い出しています。
連絡をくださったことに、こみあげてくるものがあります。

また必ずお会いしましょうとメッセージをお送りしました。

Aご夫婦様、頑張ってください!

嫁日記「秋ですかな」

先日のデュオ神戸での個展。不安定なお天気の中足を運んでくださった皆様、
初めて出会った方々、そしていつも来てくださる皆様、本当にありがとうございました。
いつも温かく迎えてくださる神戸の皆さん、感謝しています。

久しぶりに日記を書きます。長いこと休んでいてすみません。

嫁日記「秋ですかな」

近頃の大型書店はまるで図書館のようです。
等間隔にずらりと立ち並んだ棚、キッズルームのような児童書の部屋、
座って読書できトイレまで完備。ついつい長居してしまいます。

最近、本を読みたい気分。
今日は画集コーナーで、ミュシャの鬼のようなデッサン力と流線美とデザインに心を満たし、
文学コーナーでシェイクスピアを読もうかどうしょうか迷い、
寺山修司と宇野亜喜良氏の箱入りセット本にトキメク。。。
そして「徳治昭童画集」が、夫の好きな童画家の方たちの本と一緒に並んでいるのを見つけて
嬉しがり。。。
さんざん時間を費やしてどっぷりと疲れました。
そこで下の喫茶店で一休み。疲れた時の一杯のコーヒーはとても美味しいものですね。

電子書籍が登場しても、やはり本屋さんに足を運ぶ人は多いのです。レコードジャケット
と同じで、表紙、装丁、挿絵、活字。。。長い長い歴史の中人間と共に生きてきた本を、
そんな簡単に捨てることはできません。
想像の船に乗り、どこまでも航海することができる。それが、本。

めくるたび 物語色づきて 秋深まり

嫁日記 ほっとする食事 「凡菜米茶 Tea for two**」(ぼなぺてぃ)さん

先日の現代画廊さんでの個展。すぐ近所に赤い屋根のかわいいお店が
ありました。

喫茶店かしらと思ってちょび~っと見てみると、お昼のランチをやっていました。
お店の名前は「凡菜米茶」(ぼなぺてぃ)。
表のメニューには2、3種類のランチが書かれてあり、そのうちの「和膳ランチ」
というのが気になりました。

個展に友達が遊びにきてくれたので、ここで一緒にお昼を食べることに。

二人で「和膳」を頼みました。
すごいたくさんのおかずの数が書いてあったけど、どんな風にでてくんねやろ?

と思っていたら。。。。

んま~すごい!お重の中に、細かく盛られたさまざまなおばんざい!
しかも野菜中心の、煮炊き物や和え物などなど、手のこんだお料理が詰まっていました。
それにご飯とお味噌汁がついています。ご飯は白米と五穀米が選べます。

どれも美味しい!!
そしてやさしい味。野菜の本来の味がしっかりしていて、愛情がこもっています。
ひとつひとつのおかずは少ないのだけど、種類が多く、ゆっくりしっかり噛みしめて
味わえるので、お腹いっぱいになりました。
きっとオーナーさんの、しっかり食べて心も体も健康になってほしいという
思いなのでしょうね。。。伝わってきました。

「体に良い食事」とはこういうのを言うんですね。
食べ終わった後、何だか気持ちがほっこり、ほっとしました。
友達もすごく喜んでくれました。

体にも心にも良い食事。ん~~、これはすごい大切なことだな~。

しかしビジネス街だけあって、あれよあれよと満席に。
みなさん、よくご存知なんですね。

そしてここのオーナーのTさんが2回も画廊に来て下さいました。
とってもにこやかで気さくな素敵な方です。

ああいう食事、私も作ってみたいな~。(お料理は苦手です)
あの豆の炊いたの、薄味で、でもお豆の味がしっかりして、私はあれが
お気に入りです~。

皆さんもぜひ一度、ここの和膳ランチ、食べてみて下さい。
幸せになりますよ。

Tさん、凡菜米茶のスタッフさん、ありがとうございました!^^

「凡菜米茶 Tea for two**」(ぼなぺてぃ)
〒530-0047 大阪市北区西天満4-1-7 裁判所のすぐ裏です。
Blog:http://ameblo.jp/bon0831/

12時~1時が集中的に混みます。

ほこほこしますよ~。

嫁日記「手紙」

私の実家の隣に大好きなおばちゃんがいます。
私が生まれた時から可愛がってくれてるおばちゃん。81歳。
編み物が大好きで、いつもいつも編んでいます。
この前も私にセーターを編んでくれました。

おっちゃんは数年前に他界して、今は一人です。
そのおっちゃんの7回忌が先日あり、私は後日お参りさせていただきました。

おばちゃんは私に会えるのがとても嬉しいみたいで、この日もいろんな話をしてくれました。

生前おっちゃんが一年間、単身赴任で東京にいた時のこと。
3日にいっぺんおばちゃんの元に手紙が来ていたそうです。

3日に一度!
ということは。。。書いて出して着くのに2、3日。
ほとんど毎日!

しかも一回の手紙はいつも便箋3枚ぐらいで、最後に「また明日書きます。」
って書いてあったそう!

さらに、先に最初の2枚が来て、後から残りの1枚が来るなんてことも。

すごい~~!すごい筆まめ!

負けた。

結局全部で130通ぐらいあったそうで、これをおばちゃんは全部、今でも大切に箱に
入れて残してあるというのです。

う~ん、Que bonita。。。

「おばちゃんはこれの半分ぐらいしか返事書けへんかったわ~。」

この思い出話を私はわくわくしながら聞いていました。
おっちゃんは熱帯魚が好きで、いつもグッピーがたくさんいる大きな水槽の
水を外で替えていたっけ。
まめだったんだねえ。。。


たった一通の手紙でももらうと嬉しいものです。

時々お客さんから手紙ををいただきます。
絵を見て元気が出たとか、夢と希望と勇気をもらった、前を向いて行けるとか、
ありがとうなど。。。

それがとても嬉しくて、この仕事をやっていて本当によかったと思えます。

ほんとに手紙っていいものですね。

嫁日記「学校が終わった!」

近所に小学校があります。ここの生徒たちはすごい元気!

お昼過ぎ、低学年の下校時間に出くわすととにかく面白いのです。

通学路だから向こうから来るわ来るわ子供らの大群。

それがとても面白い。低学年になればなるほど面白いのです。

みんなそれぞれ自分の世界にひたっているのです。

歌を歌いながら歩いている子、
周りの景色をしみじみ眺めながら帰る子、
なにやら一人でお芝居している子、
ヒーローになっている子。。。。

みんな目が、なりきってます。

その子たちとすれ違いながらにやにやしている私でした。

嫁日記「再生」

植物を育てるのが好きです。
ベランダには観葉植物、花、サボテン、多肉植物などなど。。。

みんなそれぞれ違う体をを持っていて、一年間世話をするとどういう生態なのかがわかります。
日向を好む、日陰を好む、直射日光大好きとか、寒さに極端に弱いとか。。。いつ花が咲いて
そのあとどうなるか。。。

でも植物もある程度環境に順応します。たいてい外に出しっ放しでも大丈夫だった。ところが、
去年の冬は寒すぎました。

多肉植物のカランコエを枯らしてしまった。根元から真っ黒になって元気がなくなり、
死なせてしまったのです。
数年前にも、「今夜は雪になるでしょう」という予報を忘れ、金のなる木を部屋に
入れ忘れたのです。次の日から木は徐々に弱っていき、下から黒くなって、結局死んでしまった。
葉の中の水分が凍って、押さえると「シャリシャリ」と音がしました。

かわいそうなことをしたと後悔しました。
完全に死んでしまったと思っていました。

ところが、春になると、なんと新しい芽が出てきたではありませんか。

生きていたのです。
植物の中の細胞は、それでも活動を続け、暖かくなる春が来るのを待っていたのです。

この生命力。

そして今またカランコエの黒くなった茎の先から、新しい緑の芽がぐんぐん伸びてきました。
切って植え替えたら日に日に大きくなってきています。


冬の間土中で待っていた紫蘭(しらん)も紫陽花(あじさい)も、蔦(つた)も、あの寒さを
乗り越えてか、去年よりも大きな新芽をたくさん出しています。


生命の力。生きる力。植物はすごいです。

嫁日記「待ってくれていた」

あるお店に行きました。結構久しぶりでした。

営業中お店のお姉さんが、こっそり、私にあるものをくれました。

それは小さなピンバッヂ。銀色のうさぎが真珠の珠をかかえています。
耳元に花をつけたかわいいうさぎ。

お姉さんはベストのポケットにこのうさぎを忍ばせて、私が来るまで毎日
待ってくれていたのです。

嬉しかった。

私を待ってくれている人がいる。

小さな出来事。

小さな事。

私はある人に「手紙を書きます」と言った。

でもまだ書いていません。

書こう。約束を守ろう。

お姉さんの温かい気持ちが思い出させてくれました。

嫁日記「感謝を」

先日近所のスーパーへ行きました。食料、日用品はほぼいつもどおり
ありました。でもカセットコンロが売り切れていました。

野菜売場へ行くと、傷みかけた野菜を値下げして積んでいるワゴンが
あります。

見ると床に若ごぼうが一束落ちていました。落ちたままでした。


食べ物が落ちている。。。


いつから落ちていたんだろう。

悲しい光景でした。
私は若ごぼうを拾ってワゴンに戻しました。


「湯水のごとくお金を使う」ということわざがあります。
今日では「道楽者の浪費」というような悪い意味に使われていますが、
本来の意味は全然違うそうです。

江戸時代、お水は段階をへて使われていたそうです。
野菜を洗う、次にお茶碗を洗う、次はもう少し汚れたものに使う。。。
きれいなものからだんだん汚れるものへと順番に使っていく。

順番に、無駄なく、とどこおりなく使う水。
その水のように、とどこおりなく循環させて生きたお金を使う。

本来はそういう意味なんだそうです。

阪神・淡路大震災のあと、私は水を大事にしようと思うようになりました。
今でもきれいな水や余った水は捨てずに、ペットボトルなどにとっています。
それを植木にやったり、洗い物に使ったりしています。

物を大量に買い込む前に、今ある物、冷蔵庫の中身を無駄にせず使いたいと思います。
いらない紙をやわらかくなるまでもんで、それで鼻をかむこともできます。

今一番つらい思いをされている被災者の皆さんが、お互いに遠慮したり
譲りあったりされているのに。


そして今、「いただきます」に今までよりより一層の感謝をこめて
食べ物をいただきたいと思います。

嫁日記「プロレス熱 1」

2011年、遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
年明け、神戸の個展に寒い中来て頂いた皆様、本当にありがとうございました。

先日今年最初のプロレス観戦をしました。約10年ぶりの大阪府立体育館。
あの時は新日本プロレスのG-1クライマックスでした。
今回はプロレスリング・ノアです。

去年東京のビジネスショーで、憧れの丸藤正道(まるふじなおみち)選手と
一緒に写真を撮っていただきました。正直に申しますト、サイッコーに幸せでした!
(だんなさまごめんなさい。)その後もしばらく、私は魂のぬけがらと化したので
ございます。

この写真は、私のパソコンのデスクトップにば~~~んと! ふふふ。。。
悲しい~時、辛~い時、この写真を見るともりもり元気が湧いてきます~!ついでに食欲も~。
おばあちゃんになっても、「ま、ま、まるふじしやん、ふがふが」と言っているでしょう。(怖)

12月に丸藤選手の復帰戦を日本武道館で観ました。そして今回もリングの間近で
見る丸藤選手は、かっこいい!!!! 

今回とてもいい試合が多くて、見応えがありました。佐野直喜選手と佐々木健介選手の
シングルマッチでは、最近少なくなった足4の字固めが出て、う~~ん、嬉しかったです。
この「足4の字固め」についてはまた今度。。。

そしてまた子供たちの声援が多かったんです。私達の後ろにたくさんの子供たちが
いて、みんな一所懸命、「OO選手がんばれーー!!」と叫んでいるのです。
本当に真剣に応援しています。感動しました。私も「丸藤ーー!!」と叫んでいましたが。。。
「OO選手」というところが偉いですね。

生で観るプロレスはほんとにいいです。皆さんも一度観てみて下さい。

プロレスを観た後は必ずお腹が減ります。この後はおっちゃん達が集う居酒屋さんで、
カウンターに座り、熱燗を飲みながら今日の試合について語り合ったこんな夫婦でした。
                                    つづく

嫁日記「雨の日は」

朝から雨の日は

気分も空と同じ色だし 出かけるのがおっくうになりますね
足はぬれるし髪はふくらむ

でも少しの雨の日は 私は傘をさして出かけたくなるのです

傘に当たるぱらぱらという音が私はとても好きなのです

一日中雨の日は

みんな傘をさし 少し下を向いて背中をまるめ足早に通りすぎてゆきます
目的地に向かって一目散

雨の中別にいいことなんてないから

でも少しの雨の日は

傘に当たる雨の音を聴きながら 私はゆっくり歩きます

すると目の前にかわいい喫茶店が見えてきて

お茶でも飲もうかという気になってお店に入ります

一服してお勘定をしていると

「雨の日のご来店ありがとうございます」なんてカードが置いてあり

なんだか嬉しくなっちゃうなあ


今日は一日雨はやまず 夜中にもっと降りだして

この日記を書いていると

となりの部屋からがりがりと 夫が絵を描く音が聴こえてきます


冬の雨は寒いから

お天道さまさま 明日は出てきてくださいな

嫁日記「甦る」

先日の茶屋町の個展。寒い中お越し下さったみなさま、ありがとうございました。
今回は、久しぶりにお会いできた人も多くて、嬉しかったです。

随分昔に出会い、長いことご無沙汰していた方との再会がありました。
向かいの喫茶店でお茶を飲んでいると、偶然目の前にあの「らいおんサン」があり、
まさかと思ってギャラリーに入って来て下さったのです。

話を聞くと、とても大きな病気をして長期入院し、退院した今も、良い時と
悪い時があるとのことでした。

そして入院中ずっと、「らいおんサン」のハガキを病室に貼ってくれていた
のです。

こみ上げてくるものがありました。
「らいおんサン」を必要としてくれたということ。。。
。。。嬉しかったです。

こういう話を聞いて、私達はいつもお客さんから元気と励ましをいただいて
いるのです。

ありがとうございました、Sさん!


もう一つ。今日は嬉しいことがありました。

もう10年近くはいているウェスタンブーツ。
今はもうない、ナビオ阪急のウェスタン・ショップ、FANNYさんで買いました。
オーソドックスなキャメル色のブーツです。

かかとがすり減って、一度は修理に出したのですが、長年はいていて、
またかかとが減ってきました。しかも木の部分まで削れてきて、さらに
つま先もはがれてきて。。。

早く修理に出さなければ。。。と思いつつはき続け。。。
つま先がどんどんはがれてきて。。。まるでぱっくり開けたワニの口のよう。。。

これでは歩きにくいし健康に悪い。という以前にみっともない。

そこで今日、出かけるついでにいつもの修理屋さんに寄ることにしました。

昔からの職人さん。鮮やかな手さばきでみるみるブーツは再生していきます。
はがれたつま先を接着剤でしっかりくっつけている間に、削れたかかとを切り取って、
新しいゴムを機械で貼付けます。

この間、靴や鍵を持ってくる人、取りにくる人、繁盛してます。

そしてウェスタンブーツ独特の斜めの角度にそって、かかとのゴムをきれいに
削ってくれました。
最後につま先裏から釘を打って補強。「これではがれてけえへんわ。」

完成。台の上に置かれたブーツは垂直に立ち、なんだかすっくとしています。

はきました。
うわ~。。。!とてもはき心地いい! 私まっすぐ立ってます。
土踏まずにちゃんと盛り上がりが当たり、安定感があります。
よ~し、これで世界の果てまで歩いていけますよ~!

この間20分ぐらい。さすが職人さん。
周りがどんどん開けてきて、車も増えて変わってきたこの辺りですが、
ここだけはおとぎの国の靴修理屋さんみたいに、昔から変わりません。

長年使い込んだ機械、道具、お兄ちゃんのエプロン。どれも素敵です。
棚には靴クリーム、ブラシ、防水スプレーから底に入れると背が高くなる
アイテムまで様々。そしてお兄ちゃんも白髪が増えました。。。

「ええブーツやな。」
私のブーツは美しく甦り、お兄ちゃんに褒められて、また愛着がわいてきました。

また10年、お世話になりますね。

お兄ちゃん、ありがとう。

嫁日記|「LET I T BE!!」

台所で用事をしていました。ふとした拍子に

「しまった!」

一升瓶を倒してしまった!!

ぺしゃっという音と同時に一面芋焼酎の海。

「やっっっった。。。」

隣の部屋から夫が出てきて、「なんや?

う、くっさ!」

急いでありったけの雑巾を海に投げこむ。

割れた破片を集めながらじょぼじょぼの雑巾をバケツに絞る。

その時後ろにはビートルズの「Let It Be」が。。。

「なるようになったんや。」思わず言ってしまいました。

ぷるぷる震えながら笑いをこらえる夫、

ポールが歌う ♪レリッビイ、レリッビイイ、、、

アルコールだけに乾くのは早いけど、しばらくは強烈な芋焼酎臭でした。

お酒好きの人に怒られそう。「もったいない!」って。

ホント、もったいないことしました。 一升ですよ。。。嗚呼。。。

嫁日記「花の命は短くてされど移ろひふかきかな」

いつも花を飾っています。

花が一輪でもあるのは心が和みます。

いつもお世話になっているお花屋さんで、大きなダリアを一本買いました。
赤紫色のまあるいダリア。
頭が大きく重いので下を向いています。

家に帰って、お兄さんがサービスしてくれた葉っぱといっしょに
短く切って生けました。

黄色い花心のかたまりはまだかたく、どんな風になるんだろうと
思っていました。

一日、一日経つごとに、花心が膨らんで花粉がぽわぽわ出てきます。
一日、一日経つごとに、花の色は赤紫から青みを帯びた紫色に
変わってゆきます。

ゆっくりカメラをまわしているように、毎日花は様子を変えていく。

花粉が満開になり、花びらは次第に色あせ茶色くなっていく。

本来なら次の命がまた膨らんでいくはずだけど、切り花。
一週間。
今日ダリアの命は終わりました。

                     ありがとう。

嫁日記「鉛筆」

さて、更新が滞りがちのこのブログに、新しいカテゴリーが増えました。
題して「嫁日記」!そう、僕の嫁が書いています!(笑)
時々出没しますのでよろしくお願いいたします!

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初めまして、もう一人の徳です。
徳 治昭を応援して下さっている皆様、いつも本当にありがとうございます。

今日から時々、私も日記を書くことになりました。よろしかったら読んで下さいね。


「鉛筆」

みなさん、最後に鉛筆をにぎったのはいつですか?
私は。。。たまにちょこっとメモする時ぐらい。

仕事でよくお手紙を書きます。
季節、内容、相手によって、便箋やペンやペンの色も替えます。
いつも持ち歩いているペンケースの中は、シャーペン、ボールペン、マジック。。。

ある時、「この中、鉛筆がない。。。」と思うようになりました。
プラスチックばっかりでなんか無機質な感じが。

2、3日前、何気なくそばにあった鉛筆を手に取り、和紙の一筆箋に文字を
書きました。
「なんという感触!」
鉛筆って、こんなに手になじみ、疲れにくく、安定した文字が書けるなんて!

小学校の時はみんな鉛筆。途中からシャープペンシルなるものが現れ、学校では
「シャーペンは禁止です」というおふれが出ていました。

お仕事上、鉛筆は不適切な場合もありますが、
鉛筆で書く手紙。
なんかいい感じです。
気持ちもゆったり。。。読む人もほっとしてくれるカナ。。。

ちなみに私はカッターで鉛筆を削るのがうまいです。
でも子供の頃、間違ってそのカッターの背で削ったことがありました。
うんうんうーん、削れにくい、なんでやねん!?
そりゃそうでしょ、ばかね~。

「天然」のはじまりです。

今年は温故知新の年。古いものとの再会が多い年です。

鉛筆。
久しぶりの感触は感動の発見でした。

もっと鉛筆で字を書こう。

いつも皆様に支えていただいて、とても心強いです。
今までと、これからのたくさんのご縁に心から感謝いたします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!