パールハーバー

残念な映画でした。
この映画に関しては、まず、自分の中から偏見を取り除いて
一つの映画として評価しようと思って観ていました。
結果、どこかアルマゲドン色が漂うな〜と思っていたらやっぱり
監督はマイケル・ベイ。そのまんまでした。
物語の中心は恋愛もの。友情と三角関係を絡めた映画に真珠湾攻撃。
執拗に爆撃を繰り返す日本軍。その奇襲攻撃になす術もないアメリカ兵たち。
描写はとてもリアルで戦争に対する恐怖心を煽るのに充分な
映像表現でした。ここは素晴らしかったです。
しかし、僕は映画に何を大事に観るのか・・・それは本質的なもの。
ギミックではありません。ギミックは時代時代により変化するけど、
本質的なものは普遍。
実際の戦争物を取り扱うのに一番必要なこと。それは反戦へのメッセージ
ではないでしょうか?この映画はあれだけ凄惨な表現を伝えているのに
最後のメッセージがアメリカはこの敗北で強くなって戦争に勝利した。。。
なんて内容で、とてもベトナム戦争を経験した国が作ったものとは
思えませんでした。せっかくギミックが素晴らしいのに、中身がありません
でした。
当たり前だけど、戦争に勝った国が作った映画だな〜と思いました。
これならゴジラのほうがずっと反戦をうたっているいい映画でだし、
解釈は違えど、先日観た「SAYURI」の方が伝えたいことは感じました。
2010年25本目!
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