ホンジークとマジェンカ

チャコアニメは元々好きで単館上映などを見つけたらマメに足を運んでいました。
ヤン・シュヴァンクマイエルなどがよく名前が出ますが、僕は少し前衛的な
シュヴァンクマイエルよりはカレル・ゼマンのファンタジックな方が好きです。
さて「ホンジークとマジェンカ」素晴らしいです。これは愛の物語です。
主人公のホンジークは3人の妖精(善・悪・笑い)と一緒に暮らしていたが
様々な出来事の末、旅先の夢で見た妖精マジェンカに恋をする。
マジェンカもホンジークと一緒になりたい為に人間になり、ホンジークは
マジェンカに会う為に悪魔になって翼をもらう。すれちがい、二人は
どうなるのか・・・
技術的なことはわからないけど、切り絵を動かしているようなアニメで
全てが「絵」になっているので、まるで絵本が動いている感覚といって
いいでしょうか・・・動くアートです。
物語は静かに淡々と進んでいきます。そして、ホンジークも絶対的な善人
ではなく、こんなところで折れちゃうの?っていう感じで悪人に手を貸し
て追われる身になるけど、女性に手を出す悪人が許せなくて簡単に仲間割
れをする。その心理状況が等身大で何故か魅かれるものがあります。
ところどころ、遊びやユーモアもちりばめられて、音楽も素晴らしい。とても
印象的でロマンチックです。
これは間違いなくストックです。
2010年6本目!
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